ゲーミングPCスペック診断MyパソコンLEVEL∞ M-Class LEVEL-M022-i5-RNJ102,578円(税込)

パソコン工房 『LEVEL∞ M-Class LEVEL-M022-i5-RNJ』は、価格と性能のバランスが良好なCPU「Intel Core i5-7500」と、圧倒的人気を誇る定番GPU「NVIDIA GeForce GTX 1060」を搭載し、手頃な価格におさまっているミドルクラスのゲーミングPCだ。
このページでは『LEVEL∞ M-Class LEVEL-M022-i5-RNJ』のスペックや価格を、他モデルやゲーム推奨スペックとの比較を交えながらチェックしていく。
特徴
ゲーミングPCブランド LEVEL∞

LEVEL∞(レベル インフィニティ) は大手BTOメーカーパソコン工房とiiyamaが送るゲーミングPCブランド。
独自ケースを中心としたモデル設定の多彩さと、一部のスペックグレードで圧倒的な価格設定を誇り、求めるスペックがうまく一致すれば超高コスパなPCと巡り合うことが可能な優良ブランドだ。
M-Class 価格感を抑えたミニタワー

黒と赤のカラーリングにスクエアを基調としたミニタワーケースを採用し、デザイン性の高い佇まいの「M-Class」は手が出しやすいゲーミングPCだ。
堅実な基本構成をキープしながらも、価格は控えめ。それでいてケースの冷却性能、メンテナンス性、拡張性は高いレベルを維持しておりコストパフォーマンスはかなり高い。
エントリークラス~ミドルクラスは特に抜群ともいえる価格バランスの構成が多いので、コスパ重視の選択をするならば是非おすすめしたいモデルだ。
ゲーム
推奨スペックを満たすゲームタイトル
当サイト取り纏めのPCゲームタイトルの推奨スペックと当パソコンスペックを照らし合わせせつつ、各ジャンルごとに推奨スペックを満たすタイトルをいくつかピックアップしてみた。当サイトのPCゲーム検索や、My ゲーム選択機能を利用すれば、当パソコンが所定タイトルの推奨スペックを満たすか否かが簡単にチェックできるので活用してもらいたい。
MMORPG
PCオンラインゲームにおいて、未だ不動の人気を誇るジャンルと言えばMMORPGだ。高スペックを要求しない、歴史のある人気タイトルも数多く揃っており、エントリー~ミドルクラスのゲーミングPCでもプレイが十分に楽しめるため、ゲーム人口が多いのもこのジャンルの特徴だ。
シミュレーション
シミュレーションはPCゲームの中でも歴史が古く、数多のタイトルがリリースされているジャンルのひとつだ。

メーカー・運営 | ジャンル | ||
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PopTop Software | おすすめシングルマルチシミュレーション | ||
CPU | GPU | DirectX / VRAM | メモリ |
Core i5 2.5GHz 以上OK | GeForce GTX 750 Ti 以上OK | DX11 以上OK | 8GB 以上OK |
FPS
ハイエンドクラスのゲーミングPCが真価を発揮するジャンルの代名詞と言えるFPS。近年のオンラインサービス型FPSでの人気は落ち着いた感があるが、パッケージタイトルの良作は続々と発表されており、シングルプレイはもとより、熱いマルチプレイ対戦を楽しむことができる。
価格
他モデルとの価格比較
『LEVEL∞ M-Class LEVEL-M022-i5-RNJ』の価格 102,578円の価格感を探ってみる。
各モデルのスペックは完全に一致しているわけではなく、仕様諸元の詳細を含めて考えると比較対象が限定されすぎてしまうため、同等もしくはそれ以上のスコアを発揮するスペックのモデルの価格と比較する手法にてコストパフォーマンスに優れているか? の判断をしたい。そこで、各メーカーごとに同スペック以上の比較対象となりそうなモデルをリストアップしてみた。

税込価格 | CPU | GPU | メモリ | HDD | SSD | 光学 | 電源 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
107,978円5,400円 | Core i5-840029.7% | GeForce GTX 1060同スコア | 8GB同サイズ | 1TB同サイズ | 同サイズ | DVD | 500W同容量 |

税込価格 | CPU | GPU | メモリ | HDD | SSD | 光学 | 電源 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
107,978円5,400円 | Core i5-850032.5% | GeForce GTX 1060同スコア | 8GB同サイズ | 1TB同サイズ | 同サイズ | DVD | 450W50W |

税込価格 | CPU | GPU | メモリ | HDD | SSD | 光学 | 電源 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
113,184円10,606円 | Core i5-850032.5% | GeForce GTX 1060同スコア | 8GB同サイズ | 1TB同サイズ | 同サイズ | DVD | 600W100W |

税込価格 | CPU | GPU | メモリ | HDD | SSD | 光学 | 電源 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
116,424円13,846円 | Core i5-840029.7% | GeForce GTX 1060同スコア | 8GB同サイズ | 1TB同サイズ | 同サイズ | なし | 500W同容量 |

税込価格 | CPU | GPU | メモリ | HDD | SSD | 光学 | 電源 |
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118,584円16,006円 | Core i7-770074.6% | GeForce GTX 1060同スコア | 8GB同サイズ | 1TB同サイズ | 同サイズ | DVD | 550W50W |
スペックを一切下げずに同スペック以上で見たとき、その他のモデルの最安値は 107,978円。当パソコンの価格は最安値で、他より一歩抜きんでた優良の価格設定と言える。同価格帯候補との見比べで、他モデルに特段の魅力を感じることが無ければ、当パソコンを選択するのが最良だろう。
価格推移
続いて当パソコン及び、同スペック相当モデルの直近60日の価格推移を見ながら購入タイミングについて考察する。
まず、当パソコン(同一モデル名のマイナーチェンジを含む)の価格推移を見る。

グラフの青線は現在価格、赤線が日別の設定価格となる。グラフに示した通り、直近60日の価格は 102,578円から変化しておらず、安定傾向だ。この傾向から現状どのタイミングで購入に至っても特に問題はないと言えるだろう。ただし、購入タイミングを先送りする場合不意のマイナーチェンジ・在庫切れ・販売期間終了による取り逃しをのリスクだけはあるので、その点には十分注意したい。
次に、同スペック相当モデルの直近60日の最安価格推移を見ていく。

グラフでは、CPU・GPU等の主要構成に関しては同一、メモリ・HDD・SSD等その他の構成要素に関してはそれ以上のモデルを「同スペック相当」とし、その内の最安価格を表した。最安価格の直近60日は102,578円から変化していない。このスペック帯では現状、各メーカー・モデルの大きな動きはなく、この価格で当面は安定する可能性が高い。この価格を念頭に予算感の擦り合わせが可能かの検討を進めていくのが良いだろう。
スペック
主要諸元
『LEVEL∞ M-Class LEVEL-M022-i5-RNJ』の主要諸元は以下の通り。
CPU | Intel Core i5-7500 (3.4 - 3.8GHz / 4コア / Kaby Lake) |
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GPU | NVIDIA GeForce GTX 1060 (3GB) |
メモリ | 8GB (PC4-19200 / DDR4-2400) |
HDD | 1TB |
光学ドライブ | DVD |
電源ユニット | 80PLUS SILVER 500W |
並んだスペックを見ていくと、メモリはゲーミングPCのスタンダードとなる8GBを装備しており、標準的なゲームタイトルにおいてメモリ不足に悩む心配はないだろう。採用されているのはPC4-19200/DDR4-2400の高速メモリなので、全体パフォーマンスの底上げが期待できる。更に、光学ドライブが標準搭載で、ゲームをパッケージ購入した際のメディアからのインストールの敷居が低いのが魅力だ。全体感としてはそういったいくつかのメリットポイントを兼ね備えた、バランスのある構成に仕上がっている。
ゲーミングPC的要件として気になるところとしては、SSDが非搭載な部分がボトルネックになりかねないという点だ。SSDの恩恵は普段使いを含めて非常に大きく、費用対効果で言えばCPUやGPUを凌駕するケースもある。もし、カスタマイズオプションによる選択や購入後の追加搭載が可能ならば、是非検討していきたい項目だ。
NVIDIA GeForce GTX 1060 3GB

当パソコンに搭載の「NVIDIA GeForce GTX 1060」は、最新世代 Pascal アーキティクチャ採用のミドルクラス向けGPUだ。
前世代ミドルハイクラスGTX 970の上を行く高性能を発揮しながらも、10万円前後の搭載モデルが低価格よりモデルも数多くラインナップされており、圧倒的人気を誇っている。
GTX 1060にはVRAM3GBと6GBの2モデルが存在し、若干のスペック差異がある。 3GBモデルはVRAMが3GBになるだけでなく、シェーダ1280→1152、がテクスチャユニットが80→72に削減されており、スコアとしては5%程の性能ダウンとなる廉価版設定のモデルだ。5%は誤差の範囲レベルだが、情報サイトなどでの公開のスコアなどを参考にする場合、どちらのモデルによるものなのかも併せてチェックしておきたい。
VRタイトルのサポートを示す"VR Ready"の必要要件はこのGTX 1060から。エントリークラスをターゲットにしていたユーザーが、そのコストパフォーマンス・価格感に加えて、VRタイトルプレイに魅力を感じ、最終的にGTX 1060を選択するケースは多い。
このグレードからのPascal世代GPUは軒並み超高性能化しているため更に上位を見てしまうときりがないが、コスト部分を加味しつつ、ゲーミングライフを楽しめるGPUを選ぶとすれば、GTX 1060が最優良候補であると言えるだろう。
GeForce GTX 1080 SLI | ||||||
GeForce GTX 1070 Ti SLI | ||||||
GeForce GTX 1080 Ti | ||||||
GeForce GTX 1080 | ||||||
GeForce GTX 1070 Ti | ||||||
GeForce GTX 970 SLI | ||||||
GeForce GTX 1070 | ||||||
GeForce GTX 1060 | ||||||
GeForce GTX 970 | ||||||
GeForce GTX 1050 Ti | ||||||
GeForce GTX 960 | ||||||
GeForce GTX 1050 | ||||||
GeForce GTX 750 Ti | ||||||
-50% | +50% | +100% | +150% |
Intel Core i5-7500

当パソコンに搭載の「Intel Core i5-7500」は定格3.4GHz、最大3.8GHzの高クロック動作を誇る、第7世代(Kaby Lake)のCPUだ。
Core i5シリーズの中でも優れたコストパフォーマンスで人気が高く、エントリー~ミドルクラスに最も採用されているのが7500だ。エントリークラスのGPUとの組み合わせならばバランスは極めて良好。ミドルクラス以上のGPUを相手にすると、若干の見劣りはするものの、コストを抑える手段としてかなり有効だ。
下位シリーズCore i3の大きな違いは物理コア数が2から4へ増加している点だ。ハイパースレッディングには対応していないため物理コア数以上の並列処理はこなせないが、4コアというキャパシティはゲームプレイ中も動作しているバックグラウンド処理の負荷分散を担い、ゲーム側でより効率よくCPUパワーを発揮することができる。 定格3.2GHz、ターボブースト時に3.6GHzまで引き上げられる高速な動作クロックもゲーミング用途に適しており、コストパフォーマンス重視のパソコン選びをするならば間違いないCPUだろう。
Core i7-7820X | ||||||
Core i7-8700K | ||||||
Core i7-7800X | ||||||
Core i7-6850K | ||||||
Core i7-8700 | ||||||
Core i7-7700K | ||||||
Core i7-5930K | ||||||
Core i7-7700 | ||||||
Core i7-6700K | ||||||
Core i7-6700 | ||||||
Core i5-8600 | ||||||
Core i5-8500 | ||||||
Core i5-8400 | ||||||
Core i5-7600K | ||||||
Core i5-7500 | ||||||
Core i5-7400 | ||||||
Core i3-7350K | ||||||
Core i3-8100 | ||||||
Core i5-6500 | ||||||
Core i3-7100 | ||||||
Core i5-4590 | ||||||
-50% | +50% | +100% | +150% |
ゲーミングPCの流行をなぞると、GPU豪華一点主義を正とする時代は確かに存在した。しかし、現在の傾向で言えばCPUはもう一翼のマシンの心臓部としての貢献比重が大きく、GPUやその他構成とのバランスを取ることがより重要になってきている。カスタマイズやスペック選定の際に一点に比重を置きすぎて他方でボトルネックを生み出し、コストメリットを失ってしまうことが無いよう心掛けたい。
電源ユニットと消費電力
電源ユニット選びのポイント

電源ユニットの大半はその容量の50%前後の電力供給をしている時に最もパフォーマンスが発揮されるよう設計されている。 電源ユニットの容量を超える消費電力でパソコンが不安定になるのはもちろん、容量がぎりぎりで足りていていたとしても変換効率の悪い高負荷での稼働を続けることにより、電源ユニットを含むパソコン全体の経年劣化が早まる可能性がある。 このため、電源容量が構成とマッチしているかどうか? のチェックもゲーミングPC選びでは重要なポイントのひとつだ。
消費電力は処理内容によって常に変動するため、平均消費電力を算出することは難しいが、ゲーム主体の利用においては最大消費電力の50%~75%の範囲内にある電源ユニットの選択が"50%前後の安定稼働"における指標とすると良いだろう。
最大消費電力との比率
おおよその最大消費電力は以下の式で算出できる。
(CPUのTDP x 1.5) + GPUの最大消費電力 + その他の消費電力 = 最大消費電力
計算式に、搭載されている「Intel Core i5-7500」のTDPと、「NVIDIA GeForce GTX 1060」の最大消費電力、その他のパーツやUSB給電の電力をあてはめると、
(65 x 1.5) + 120+ 100 = 約318W
最大消費電力は約318W。当パソコンの電源ユニット容量 500W と比較した割合は約64%で、指標を満たしており非常に完成度の高い構成となっている。常に安定稼働が望めるため各パーツにかかる負担は極小でマシン寿命も長く、電源の経年劣化の際も余力を生かして必要な電力を安定供給可能だ。ただし、後の増設・GPU換装を予定している場合、最良のバランスが崩れてしまう可能性があるので注意したい。
総括
パソコン工房 LEVEL∞ M-Class LEVEL-M022-i5-RNJ 102,578円(税込)
価格 | 10 | ||||||||||
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対応タイトル | 8.5 | ||||||||||
CPU | 7.5 | ||||||||||
GPU | 7 | ||||||||||
電源 | 9 | ||||||||||
その他構成 | 6.5 |
当ページの内容は適時更新しているものの、メーカーサイトより情報を取得した時点の価格・スペックに基づいたものであり、最新情報と内容が異なる事もある点をご了承いただきたい。 更に安い価格へ改定されていたり、無料アップグレードでスペックがより良いものとなっている場合もあるので、下記リンクから、その目で最新の価格や、詳細情報をチェックしてほしい。