ゲーミングPC購入ポータル GamersPC.jp
GamersPC.jpは『 PCゲーマーの、PCゲーマーによる、PCゲーマーのための 』をコンセプトに、エントリーからスーパーハイエンドクラスまで、数多のモデルがリリースされているゲーミングPCの中から ベストチョイスな1台 選びをお手伝いする情報サイトだ。
当サイトでは各メーカーが販売中のゲーミングPCの スペックや価格を比較したり、スペックがゲームタイトルの推奨スペックを満たしているかどうか? が 簡単にチェックできる 各種機能を提供している。
既にマシンスペックや、プレイしたいゲームタイトルのめぼしが付いているならば、次のショートカットリンクが便利だ。
GPU(グラフィックボード)で選ぶ
ゲーミングPC選びでは常套手段の「GPUで選ぶ」。当サイトではゲーミングPCでは定番の「 NVIDIA GeForce GTX/RTX 」を搭載した人気BTOメーカーモデルのみを厳選し、各種情報を掲載中だ。
ゲームタイトル・ジャンルで選ぶ
お望みのゲームタイトルを快適にプレイしたいなら、 推奨スペックを満たすパソコン を選ぶのが安全だ。当サイトではゲーム紹介と合わせて、推奨スペックのパソコンも紹介している。
価格帯・グレードで選ぶ
購入費用の予算感が決まっているならば、その中で最もコストパフォーマンスの高い1台を選びたいところ。比較機能を利用してじっくり判断してほしい。
- デスクトップ
- ~10万円 エントリー
- 10万円~ ミドルロー
- 12万円~ ミドル おすすめ
- 14万円~ ミドルハイ おすすめ
- 18万円~ ハイエンド
- ノート
- ~12万円 エントリー
- 12万円~ ミドルロー
- 16万円~ ミドル おすすめ
- 18万円~ ミドルハイ おすすめ
- 22万円~ ハイエンド
ゲーミングPC選びのポイント
GPUはゲーミングPCの心臓部

PCゲーム、特に3Dゲームのプレイにおいて 最重要なのはグラフィックをどれだけ高速に、かつ高品質 で描画できるかだ。 描画速度が遅くなれば、画面に表示されるのはため息をつきたくなるような ガクガクの紙芝居 となるし、滑らかさのないカクカクした 前時代的なポリゴンやテクスチャ では、仮想空間への没入感は皆無に等しい。
ゲーミングPCにおけるGPU(グラフィックボード)はそういった部分を一手に担い、ゲームプレイを快適に楽しめるか否かを決定づける重要なパーツだ。
故に、ゲーミングPC選びでは、どのGPUが搭載されているか? は最も重要度の高いファクターと言える。その性能は価格と比例関係にあるため、「グレード、価格が高ければ高いほど良い」には違いないが、人それぞれに予算はあるもの。
予算感も含めてどうすればいいか? を悩んでいるのならば、当サイトとしては GeForce RTX 2060 搭載パソコンを第一候補に予算を組み立て、余裕があるならば更に上位GPUを検討する事をお勧めする。RTX 2060はミドルクラス向けGPUとして低価格ながら、対価格比で絶大なコストパフォーマンスを誇る現在ゲーミングPC市場で 最も人気のあるGPU だ。
最新タイトル現在ブームを巻き起こしつつあるVR(バーチャルリアリティー)タイトルもきちんとサポートしており、新タイトルのプレイへの備えも万全。これまでデスクトップの後塵を拝していたゲーミングノートについても、20x0系ならばデスクトップにほとんど遜色ないパフォーマンスを発揮してくれる。
CPUはバランスが大事

GPU単体だけ高性能でも、その他の処理を請け負う CPUが追い付かなければGPUにかけたコスト分のパフォーマンスが発揮されない 点に注意が必要だ。
CPUパワーにも大きな比重を置くゲームタイトルの多い現在、GPUを突出させた一点豪華主義より、ゲーミングPCの構成の主流はバランス型。メモリ・ストレージ等も含めて、 構成上のボトルネックを如何に抑えていくか? がコストパフォーマンスを高めていくためには重要だ。
お勧めのRTX 2060とバランスの取れたCPUで言うと、Core i7の上位CPU Core i7-8700/9700 や Core i7-8750H/9750H がお勧め。更に上位のGPUの場合、 Core i7-8700K/9700K との組み合わせのバランスが良好だ。
Intel、AMDどっちが良い?
価格対比で高いコストパフォーマンスを発揮しているAMD RyzenシリーズのCPU。同等グレードでも一回り安い価格帯が設定されている事が多く、Ryzenシリーズ搭載のPCを購入候補として考えているユーザーも多いはずだ。 だが、ゲーミングPC用途を重視するのであれば Intel Core iシリーズ搭載PCにかなりの分がある 状況なのを把握しておいてもらいたい。
AMD Ryzen 3 review (PC GAMER) にあげられた各種ベンチマーク結果を見てもRyzenのシングル性能の弱さがボトルネックとなっており、その差は歴然。動画エンコードなど多コアCPUが有利な局面ではそのコストパフォーマンスを存分に享受可能だろうが、ゲーミング用途ではぱっとしない結果に収まっている。
今後の最適化次第で状況が変化することがあるとは思われるが、当サイトでは現状「ゲーミングPCにおけるベストチョイスな1台」の候補に Ryzenは含まれない と判断し、Intelシリーズのみの紹介を行っている。
メモリは8GBから
近年タイトル、これからの新タイトルも視野に入れるとゲーミングPCに必要なメモリは 8GB から。余裕を見るならば 16GBあると安心 できる。物理メモリが足りなくてもゲームの動作自体は可能なものの、さほどコストの高くない8~16GBメモリへの投資を出し惜しみしてゲームのパフォーマンスを下げることほどの無策はない。
ミドルレンジ以降のゲーミングPCモデルで8GB未満のメモリを採用しているPCは少数派だが、快適プレイのためにキチンとチェックしておきたいポイントだ。
SSDはもはや必須
主要構成がターゲットできたら、 SSDについても必ず考慮 したい。ストレージの容量だけ見ればGBあたりの単価は高いので、大容量を備えたい場合躊躇しがちだが、SSDの有無は日常利用のみならずゲームプレイにおいてもまさに雲泥の差ほどの効果がある。
特に マルチプレイ・オンラインゲームでの差は歴然 。ゲーミングPCでのオンラインプレイは各自のPCの性能が均一ではない以上、データの読み込みが早ければ早いほど、処理が早ければ早いほど有利になる。他プレイヤーより 先にマップに入る、ラウンドを開始 できるというメリットは腕の良し悪しではどうにもならない優位性だ。
ゲーミングPCに限らず、カスタマイズで「追加コストをかけるならばSSD搭載を」は今や鉄板の選択だ。後からの増設を予定するとしても、特にノートの場合増設が容易ではないケースが多いため予めSSD搭載PCを視野に入れることをお勧めする。
電源があれこれ言われる訳

ゲーミングPC探しの上で、デスクトップの「電源ユニットについて」触れている情報を目にした機会はないだろうか? 何故に電源? 足りればいいんじゃ? と思うかもしれないが、ゲーミングPCにとっては電源も 注視すべき点 のひとつだ。
ゲーミングPCでは、高性能のGPU、それに見合うCPU・・・ と高消費電力の装備を重ねる関係上、 一般的なパソコンより遥かに高い電力を要し 、電力を供給する電源ユニットも大容量化することが多い。 この時、相応のユニットを割り当てなければ電源が足りず、 システム全体が不安定 になるのは当然だが、容量ぎりぎりユニットを割り当て、綱渡りな動作をさせているだけでもシステム全体に無理強いをした負担がかかり、電源だけでなく他のパーツの寿命にまで影響を与えかねないことがある。
故に システムの安定稼働、マシンパーツの長寿化 には余裕のあるバランスの良い電源ユニットを選択する必要がある。当サイトのスペック診断では、デスクトップの おおまかな消費電力とバランスについてもチェックしている ので参考にしてほしい。
モニタやゲーミングギアの予算も忘れずに
初めてのゲーミングPC購入ならば、高解像度大画面モニタやHMD、ゲーミングギアとしてのキーボード・マウスへの予算配分も忘れないようにしておきたい。現在使用中の物をまずは流用するにしても、PCゲームをやりこむほどに、小さなモニタ、PCに付属の安物キーボード・マウスに不満を覚える日がそう遠くないうちにやって来るはずだ。
その他の備品も含めて、せっかくのゲーミングPCを活かしきれない環境とならぬよう、本体以外の部分の費用を前もって視野にいれておこう。
それでは、快適なPCゲーミングライフを!