ゲーミングノートスペック診断MyパソコンLenovo Legion Y7000 ブラック103,957円(税込)

Lenovo 『Lenovo Legion Y7000 ブラック』は、価格と性能のバランスが良好なCPU「Intel Core i5-9300H」と、「NVIDIA GeForce GTX 1650」を搭載し、手頃な価格におさまっているエントリークラスの15.6インチ ゲーミングノートだ。
このページでは『Lenovo Legion Y7000 ブラック』のスペックや価格を、他モデルやゲーム推奨スペックとの比較を交えながらチェックしていく。
ゲーム
推奨スペックを満たすゲームタイトル
当サイト取り纏めのPCゲームタイトルの推奨スペックと当パソコンスペックを照らし合わせせつつ、各ジャンルごとに推奨スペックを満たすタイトルをいくつかピックアップしてみた。当サイトのPCゲーム検索や、My ゲーム選択機能を利用すれば、当パソコンが所定タイトルの推奨スペックを満たすか否かが簡単にチェックできるので活用してもらいたい。
MMORPG
PCオンラインゲームにおいて、未だ不動の人気を誇るジャンルと言えばMMORPGだ。高スペックを要求しない、歴史のある人気タイトルも数多く揃っており、エントリー~ミドルクラスのゲーミングPCでもプレイが十分に楽しめるため、ゲーム人口が多いのもこのジャンルの特徴だ。
FPS
ハイエンドクラスのゲーミングPCが真価を発揮するジャンルの代名詞と言えるFPS。近年のオンラインサービス型FPSでの人気は落ち着いた感があるが、パッケージタイトルの良作は続々と発表されており、シングルプレイはもとより、熱いマルチプレイ対戦を楽しむことができる。
シミュレーション
シミュレーションはPCゲームの中でも歴史が古く、数多のタイトルがリリースされているジャンルのひとつだ。

メーカー・運営 | ジャンル | ||
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PopTop Software | おすすめシングルマルチシミュレーション | ||
CPU | GPU | DirectX / VRAM | メモリ |
Core i5 2.5GHz 以上OK | GeForce GTX 950M 以上OK | DX11 以上OK | 8GB 以上OK |
価格
他モデルとの価格比較
『Lenovo Legion Y7000 ブラック』の価格 103,957円の価格感を探ってみる。
各モデルのスペックは完全に一致しているわけではなく、仕様諸元の詳細を含めて考えると比較対象が限定されすぎてしまうため、同等もしくはそれ以上のスコアを発揮するスペックのモデルの価格と比較する手法にてコストパフォーマンスに優れているか? の判断をしたい。そこで、各メーカーごとに同スペック以上の比較対象となりそうなモデルをリストアップしてみた。

税込価格 | CPU | GPU | メモリ | HDD | SSD | 光学 | モニタ |
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119,980円16,023円 | Core i7-9750H54.5% | GeForce GTX 1660 Ti94.1% | 8GB同サイズ | 500GB500GB | 500GB500GB | なし | 15.6型 1920×1080 |

税込価格 | CPU | GPU | メモリ | HDD | SSD | 光学 | モニタ |
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130,548円26,591円 | Core i7-9750H54.5% | GeForce GTX 1650同スコア | 16GB8GB | 同サイズ | 同サイズ | なし | 15.6型 1920×1080 |
スペックを一切下げずに同スペック以上で見たとき、その他のモデルの最安値は 119,980円。当パソコンの価格は最安値で、他を抑えて最優良の価格設定と言える。希望スペックを完全に満しているのであれば、当パソコンを選択するのが最善かつ、最良だろう。
価格推移
続いて当パソコン及び、同スペック相当モデルの直近60日の価格推移を見ながら購入タイミングについて考察する。
まず、当パソコン(同一モデル名のマイナーチェンジを含む)の価格推移を見る。

グラフの青線は現在価格、赤線が日別の設定価格となる。グラフに示した通り、直近60日の価格は 103,957円から変化しておらず、安定傾向だ。この傾向から現状どのタイミングで購入に至っても特に問題はないと言えるだろう。ただし、購入タイミングを先送りする場合不意のマイナーチェンジ・在庫切れ・販売期間終了による取り逃しをのリスクだけはあるので、その点には十分注意したい。
次に、同スペック相当モデルの直近60日の最安価格推移を見ていく。

グラフでは、CPU・GPU・モニタサイズ等の主要構成に関しては同一、メモリ・HDD・SSD等その他の構成要素に関してはそれ以上のモデルを「同スペック相当」とし、その内の最安価格を表した。最安価格の直近60日は103,957円から変化していない。このスペック帯では現状、各メーカー・モデルの大きな動きはなく、この価格で当面は安定する可能性が高い。この価格を念頭に予算感の擦り合わせが可能かの検討を進めていくのが良いだろう。
スペック
主要諸元
『Lenovo Legion Y7000 ブラック』の主要諸元は以下の通り。
CPU | Intel Core i5-9300H (2.4 - 4.1GHz / 4コア / Coffee Lake Refresh) |
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GPU | NVIDIA GeForce GTX 1650 (4GB) |
メモリ | 8GB (PC4-21300 / DDR4-2666) |
画面サイズ | 15.6インチ |
最大解像度 | 1920×1080 |
並んだスペックを見ていくと、メモリはゲーミングPCのスタンダードとなる8GBを装備しており、標準的なゲームタイトルにおいてメモリ不足に悩む心配はないだろう。採用されているのはPC4-21300/DDR4-2666の高速メモリなので、全体パフォーマンスの底上げが期待できる。全体感としては標準構成を網羅した、すっきりとした構成に仕上がっている。
ゲーミングPC的要件として気になるところとしては、SSDが非搭載な部分がボトルネックになりかねないという点だ。SSDの恩恵は普段使いを含めて非常に大きく、費用対効果で言えばCPUやGPUを凌駕するケースもある。ノートパソコンでは購入以降の追加搭載が難しい場合が多いので、スペック選定条件のひとつとして考えてもらいたい項目だ。
NVIDIA GeForce GTX 1650

当パソコンに搭載の「NVIDIA GeForce GTX 1650」は、最新のTuringアーキティクチャ採用のエントリークラス向けGPUだ。
そもそも GTX 10x0シリーズは、前世代のPascalアーキティクチャの採用。本モデルはエントリークラスで人気モデルだった1050や1050 Tiの後継に位置するマイナーチェンジ(といいつつも大幅に性能はアップ)版といえるだろう。
本筋の2には及ばないものの、上位だった1060に追従するスコアパフォーマンスを持ち、DirexctX12に最適化されたTuringアーキティクチャを実感することができる。
そのスコアパフォーマンスからもVRを含めたゲームプレイの安定性は高いが、Turingアーキティクチャの最大のウリのひとつ「リアルタイムレイトレーシング」には非対応な点には注意が必要だ。
気軽にゲームを楽しんでいきたいならば、本モデルは十分に選択肢としてアリだ。ヘビーゲーマーを目指すならば、主軸ライン(2060系)の選択も見据えていこう。
GeForce RTX 2070 | ||||||
GeForce RTX 2060 | ||||||
GeForce GTX 1660 Ti | ||||||
GeForce GTX 1070 | ||||||
GeForce GTX 1060 | ||||||
GeForce GTX 1650 | ||||||
GeForce GTX 1050 Ti | ||||||
GeForce GTX 1050 | ||||||
-50% | +50% | +100% | +150% |
Intel Core i5-9300H

当パソコンに搭載の「Intel Core i5-9300H」は定格2.4GHz、最大4.1GHzのクロックにて動作する、第9世代(Coffee Lake Refhresh)のCPUだ。
Core iシリーズの中でも、スタンダードなグレードに位置するCore i5は比較的に安価な価格と、優れたコストパフォーマンスからエントリー~ミドルクラスのゲーミングPCに多数採用されている。エントリークラスのGPUとの組み合わせならばバランスは良好。ミドルクラス以上のGPUを相手にすると若干の見劣りはするものの、コストを抑える手段としての選択は有効だ。
Core i5のスタンダードなラインナップと下位シリーズCore i3の大きな違いは物理コア数が2から4へ増加している点だ。ハイパースレッディングには対応していないため物理コア数以上の並列処理はこなせないが、4コアというキャパシティはゲームプレイ中も動作しているバックグラウンド処理の負荷分散を担い、ゲーム側でより効率よくCPUパワーを発揮することができる。
Core i7-9750H | ||||||
Core i7-8750H | ||||||
Core i7-10710U | ||||||
Core i5-9300H | ||||||
Core i5-8300H | ||||||
-50% | +50% | +100% | +150% |
ゲーミングPCの流行をなぞると、GPU豪華一点主義を正とする時代は確かに存在した。しかし、現在の傾向で言えばCPUはもう一翼のマシンの心臓部としての貢献比重が大きく、GPUやその他構成とのバランスを取ることがより重要になってきている。カスタマイズやスペック選定の際に一点に比重を置きすぎて他方でボトルネックを生み出し、コストメリットを失ってしまうことが無いよう心掛けたい。
総括
Lenovo Lenovo Legion Y7000 ブラック 103,957円(税込)
価格 | 10 | ||||||||||
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対応タイトル | 6 | ||||||||||
CPU | 7 | ||||||||||
GPU | 8 | ||||||||||
その他構成 | 6 |
当ページの内容は適時更新しているものの、メーカーサイトより情報を取得した時点の価格・スペックに基づいたものであり、最新情報と内容が異なる事もある点をご了承いただきたい。 更に安い価格へ改定されていたり、無料アップグレードでスペックがより良いものとなっている場合もあるので、下記リンクから、その目で最新の価格や、詳細情報をチェックしてほしい。